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ねみみにル~ム

かわいいもの作り✿

11月 読書感想 【4冊】

小説

今月は、

やっぱり本を読むのが好きだ!と思い出すことができてよかったです。

もっと沢山読みたいです( ◠ ◡ ◠ )

 

 

 

 

さよならの手口 若竹七海

さよならの手口 (文春文庫)

 

探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた―。 

 

☟以前、悪いうさぎを読んでいて同じ作者の若竹さん。

3~5月 読書感想【10冊】 - ねみみにル~ム

 

う~ん…面白いといえば面白いですが…

人探し…の話なんですけど、そのトリック的なものも何だか…という感じで。

私はそんな面白くなかったです。評価は高いようですが。

真相にだんだん近づくのは楽しいけど。

昔住んでいた、東京都調布市出てきてニヤニヤしちゃいました。仙川とか懐かしい。

主人公の葉村さんに、ある登場人物がウワ~ン(´;ω;`)と泣きついてきて

「自分の身に降りかかった悲劇で頭がいっぱいで 世界中がそれに対応してくれると当然のように思っている」

と葉村さんが、思うシーンがあって…。

対応してくれると当然のように思っているのは完全に私だ…と、かなり反省してしまった。

本当に申し訳ございません。今まで私に関わってしまった全ての人々に謝罪したい。

葉村さんがうじうじしない?というか、サラッ?としているので

全体的にサラッとした文なんだよなー。

最後の終わり方も良かった。

「あなたは●●にさよならを言う方法を発明してたんですよ」(笑)

 

 

殺人出産 村田沙耶香

殺人出産

 「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい―。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない…。三人での交際が流行する、奇妙な世界を描いた「トリプル」など、短篇3作も併録。普遍の価値観を揺さぶる挑戦的作品集。

 

はぁ~…すごいっ面白かったです。村田さんはコンビニ人間で有名ですよね。

メレンゲ?に作者の村田さんが出演していて! 

その時に他の出演者?が殺人出産の話をしていて「10人産んだら1人殺して良い~~」と言っていて

は?!面白そう!!と、コンビニ人間より殺人出産に興味を持ってしまった。

 

殺人出産…長編かと思っていましたが、短編でした…。

設定もお話の内容もかなり面白かっただけに、長編でしっかり読みたかった~~。

すごい不思議な世界だった。ぁあ、本当に好きかもしれない。

ちょっとネタバレかもですが…

産み人(10人産んだ人)に殺された 死に人のお葬式には真っ白な服装で出席するのです。この設定がすご~く好き。

で、遺族の方々には「(死んでくれて)ありがとうございました」って言うと「どういたしまして」とかえってくる。

恨まれて殺された…わけなんですけど、人口増加の為に 私達の為に死んでくれてありがとうございますっていう…感覚なんですよね。

あっ…その… 殺人出産の世界では性行為で子供を作るという選択肢がなくて…

全て体外受精的なものなんです…。ですので男性も人口子宮を取り付けて 産み人になれる…。

産み人に対しても軽蔑?とか怖い?という感覚は全くなくて

何年も殺したい!って思いながら産み続けるって本当にすごいよね~尊敬しちゃうっ!私も、そこまで(殺したいと)想える人見つからないかな~~!みたいな雰囲気。

はー…胸がいっぱいなのに上手く文にできません。

 

「トリプル」も、面白かった。

男女 二人で付き合うというのが少数派になった という世界の話。

主人公の女の子と男の子二人…三人で付き合っている。

でもそのトリプルは若い子たちの間で流行りだしたことで

主人公の母親は、私達と同じ男女二人で交際するもの!と思っているので

トリプルじゃないわよね?不潔よ?って感覚。

う~~ん…トリプルか~

私はけっこう良いかな?と思ってしまったり(笑)そんな世界はくるのかな。

「清潔な結婚」も面白かった。

「性」を可能な限り排除した結婚。

旦那さんが「性別のくくりに囚われない、仲の良い兄妹のような、穏やかな日常を希望します」と婚活サイトに書き込みをしていたところから、始まります。

でも夫婦は子供を希望しているので体外受精を行うのです…。

このあたりは別にそんな面白くないかw

この設定も~面白いよなー絶対面白いよ~~ほ~んと長編で読みたかった。トリプルもだけど。

さいごの「余命」もすごく面白い。数ページしかないけど(笑)

自殺が軽いノリで行われていしまう世界。

村田沙耶香さんって何だか本当に不思議な人かも。好きになってしまった。

感覚?も今っぽいというか。でも、押し付けてこないし全く嫌な感じしない。

他の本も読みます♬

 

 

しろいろの街の、その骨の体温の 村田沙耶香

しろいろの街の、その骨の体温の (朝日文庫)

クラスでは目立たない存在の結佳。習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に彼を「おもちゃ」にしたいという気持ちが高まり、結佳は伊吹にキスをするのだが―女の子が少女へと変化する時間を丹念に描く、静かな衝撃作。

 さっそく、村田さん読んでみた!(笑)

うーん…まぁまぁ面白かったかな。

スクールカースト…がちょっとリアルで…。心が痛かった。

主人公が道が伸びたりして開発されていく住んでいる白い街を、自分の骨も伸びて同じように成長していく…とか気持ちを重ねたりしていた。

開発が途中で止まってしまった街と胸が大きくならないのに下半身だけどんどん太る自分を重ねたり。

私も、小学生の頃すごい体の成長に悩んでいたな…。中三まで本当に悩んでいた。

明らかに成長遅くて、背も低いし胸もぺったんこだったから体育で着替えるのすごい恥ずかしかった。

「女の子は妄想と現実を絡み合わせて、胸に巣食った発情を処理できずに、体の中に初恋という化け物を育てていくのに」

「恋愛感情はこじらせすぎると吐瀉物になるのかもしれない。私は、ずっと、この感情を嘔吐したかったのかもしれなかった。」

というところ、好き。

本当に、好きって気持ちは自分の中に抑えられないくらい、どんどん大きくなってしまう。

伊吹(男子)もよかったな。想像できるよ。

本当に、しみじみと思うけど中学校って人生で一番残酷だと思った。

私…どう乗り越えてきたのだろう。

 

罪の余白 芦沢央

罪の余白 (角川文庫)

高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。娘はなぜ死んだのか。自分を責める日々を送る安藤の前に現れた、加奈のクラスメートの協力で、娘の悩みを知った安藤は。

この前読んだ「悪いものが、来ませんように」の芦沢さん。

うーん …面白いけど衝撃度が足りなすぎる!
ネタバレですけど、ちょっとイジメ問題?で。
加奈が「もしかしたら私の勘違いかも?」とプラスに考えられちゃうレベルのイジメなんだよなぁ。というか、友達からの嫌がらせ 意地悪レベル。
もっと、加奈かわいそうすぎる!というレベルだったら お父さんに感情移入できた。
まぁ、そもそも…あのっ!その~…うーん…ネタバレだけど……真実はそういうのじゃないから。嫌がらせで良かったのか。
女子高って、いじめあるのかな?
私、大人になってから 密かに私立の女子高行きたかったな~とか思ってる。
なんか…楽しそう!
都立の併願で受けてたけど、都立受かったからね。
私はZipperとCutieに憧れすぎていた中学生だったので、はやくはやくピアスを開けたくて都立にしたんだ…。髪も染めたかったし…。今思うと…あれだけど。

あとちょっとトリック?みたいなのもあって。芦沢さんってそういうのも好きなのかな。

「殺意の前には、ひどく深い溝が存在するのだと思っていた。
許せない、と思う憎悪と、死んでほしい、と願う悪意。
その先にある、殺してやる、という衝動。その間には越えられない溝があって、だから人は正気では人を殺すことができないのだと信じてきた。」
(本通りに書いたんだけど「、」多いな(笑))

ってところ、いいな!って思った。

確かに悪意と衝動って…すごい溝があるよな。

それを飛び越えちゃうって…そうとうだよ。親子・恋人同士とかでって…。

「謝るってことは、相手に判断を委ねることなの。許すのか、許さないのか。悩むのは相手だけで、自分はもうただ答えを待てばいいだけの状態になる。」

っていうところ、すごい好きなんだけど

自己啓発本的なものを読んでる友達が同じこと言っていたから…(笑)

でも、本当にもう…その通りだよ。こちらからはもう何もできないんだ。

 

罪の余白って、実写化されてるっぽい。
知らなかった。
でも、予告みたら 本の雰囲気と違う。
ちょっと「渇き」っぽいのかも。
というか、今年は
子供が自殺・失踪して 子供を探したり真実を求めるお父さんの本を3冊も読んでしまったね。そういうの別に求めてないのに。
この際、そういう系を沢山読んでって子供失踪系を極めたい(謎)

 

おわりです♬