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ねみみにル~ム

かわいいもの作り✿

7月 読書感想 【5冊】

小説

読書感想。長いです…。

私は、人におすすめされた作品 即読みモンスター!!(自分で言って自分で気に入っている)

そろそろ、本で泣きたいです~!西の魔女が死んだ (新潮文庫)でしか泣いたことがない)

 

天使の屍 貫井徳郎

天使の屍 (角川文庫)

 

“子供の論理”を身にまとい、決して本心を明かさない子供たち。そして、さらに同級生が一人、また一人とビルから身を投げた。「14歳」という年代特有の不可解な少年の世界と心理をあぶり出し、衝撃の真相へと読者を導く、気鋭による力作長編ミステリー。

う~ん… けっこう楽しみにしていたけど、あまり面白くなかったかな。
もっと衝撃的な結末かと思った!!
私が求めすぎているだけで(笑)充分…衝撃的&暗すぎるお話ですけど!
中盤から…いい感じに闇が深くなってきたのに…。


動機でもある、例の××××ですが。
優馬の部屋に残されていた物や道具について、語られていないような?
あれって… まだ!生きていたい!という気持ちからくる行動じゃなくて…?途中であきらめちゃったの…?あきらめたのか。

刑事が、中学生たちについて「彼らの生きる世界は、日本の中の別の国」と言っておりましたが

そんなに違うかな~?(笑)大人からみた中学生ってそんなに理解できないものなのか。
うーん…。

正直、中学生ではなく高校生で描いた方がリアルだったかな~。

中学生が××を入手するなんて考えられない!!

中学生なんて、まだ小学生みたいなもので(?)自転車でどこまでも行くし(!)

なんだかんだで親や先生が怖いし、学校中心の生活だと思うし…まだまだ子供だと思います。 

私だけだったのかな(笑)

今の中学生は、もっと冷めていて…勝手に自分の将来に対して絶望しちゃうのかも。

 


君は素知らぬ顔で 飛鳥井千砂

君は素知らぬ顔で (祥伝社文庫)

文具メーカーで働く由紀江は耕次と付き合って半年。気分屋の彼は機嫌が悪くなると手がつけられない。

耕次の怒りを理不尽に思いながらも言い返せない由紀江。次第に彼の態度はエスカレートしていき…(「今日の占い」より)。

とある女優の成長を軸に、様々な時代を生きる人々の心のささくれを丁寧に描いた六編。最後に新鮮な驚きと爽やかな感動が待っている、連作小説の傑作。

人にオススメされた作品。

面白かった!半分は一気に読んでしまった。
登場人物が多い。
そして~!!!その繋がり方…がすごい!
ここまで、繋がるなんてすごい。

私は、まずここに感動してしまった(笑)

連作短編…本当に好きです。いつも言っていますが永遠に読みたい(謎)

 

ちょっとネタバレ?かもしれないのですが…
1章に出てくる●●(脇役)の恋人の●(きょうだい)が、2章では主役!みたいな。
私は、けっこう本を読んできたので…な~んとなく話が予想できるようになってきて。
最後の章は、この人の話だろうな!と確信して
最後の章入ったら…あれ?違う人かな?となったけど
予想通りの人の話でした(笑)

高校生から30才くらいまでの女性の恋愛~結婚~離婚を、色んな視点で一気に体験できるのです。
なので、読んで これはちょっと自分に近くてリアルだ!と読んでいて辛い部分もありました(笑)
ドロドロ!というわけではないです!!

最初から最後まで爽やかだと思います。はぁ…面白かった~。

「たとえ意図していなくても、人はみな、どこかで誰かに影響を与え、与えられながら、生きている。」
本当に、そうだと思います!!
私も…人に良い影響を与えられる人になりたい。

悪い影響を与えた実感はあります(笑)

 

噂 荻原浩

噂 (新潮文庫)

レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。

香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。

衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

 こちらも「君は素知らぬ顔で」をオススメしてくれた人のオススメ。

私は人のオススメしてくれた作品 即読みモンスター。

 

噂というものは「不安」と「恐怖」により、人から人へ広がっていくものらしい。

こういう類で日本の一番有名な噂は「口裂け女」なのかな(笑)と思いました!

もう平成生まれ?の人には口裂け女なんて通じないのかなぁ…!ぬ~べ~(漫画)があれば…。

そして世界的に!一番有名な噂は…これはびっくり!絶対に、誰もが知っている!

本編に関係ないと思うので、かいてしまいますが…

外国の試着室に入ると、鏡がクルッと回転し誘拐され(説明下手)

人身売買されたり…手足を切断されだるま…なんとかかんとか…!というものです!

ちょっと調べたら1969年の「オルレアンの噂」という事件が噂の発端らしい。

これは異国の地へ旅するという、不安や心配から広がったのかな~…なんて。

 

犯人…全く予想していなかった人でした…。

確かに、あの時のセリフ~…あれは!とか…あの時…そうだったかも!と納得することが多い。叙述トリック~…かな。

けっこう犯人、頭イッちゃてますねぇ~…こういう話…好きです…。

おすすめしてくれた人と、

犯人!!殺されるかと思ってた!!好きだったのに!!など~二人で盛り上がってしまった~~~(笑)

私は闇を求めすぎているので、別の人が犯人だと思っていました~…と~思いきや…ラスト「衝撃の一行」で…!

どんでん返し!というほどではないですが…うわぁ~…なるほど…となりますd(d´︶`)

事件の中心となる「噂」の出どころが、読者にとっては かなりはやい段階で分かってしまっているので

中の人達(警察)がたどりつくまでが、ちょ~っと長く感じてしまったかな…。

しかし、出てくる人物も個性的ですし…読んでいて退屈ではなかったです♬

小暮巡査部長&名島警部補!ペア…すごい良かった。

絶対、二人は"心"も"体"も無事で終わって欲しい…!と願いながら読んでいたので

死体が発見される度、大丈夫か!!と心配していました…。

荻原浩さん…文章が読みやすくてスラスラ~でしたので別の作品も楽しみ…!

 

花まんま 朱川湊人

花まんま (文春文庫)

母と二人で大切にしてきた幼い妹が、ある日突然、大人びた言動を取り始める。それには、信じられないような理由があった…(表題作)。

昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公が体験した不思議な出来事を、ノスタルジックな空気感で情感豊かに描いた全6篇。直木賞受賞の傑作短篇集。

泣ける…とのことで、読んでみました…。

泣けなかった~…のですが、本当に感動しました。胸がシクシクしました。

読み終わってみると…不思議で…非現実的だったな…と冷静になってしまうのですが

そんなことはどうでもいい!気づかないくらい、完璧な世界観でした…。

かなり、お気に入りです。また読みたいな~。

 

「トカビの夜」

登場人物の、色黒でがっしりとした体型の兄と色白で細い弟のことを

「揚げすぎたトンカツに寄り添うキャベツのようだ」と表現していて笑った。

トウガラシのところ…。泣きそうになった…。お母さん…。

「妖精生物」

6編の中で1番好き。もう読んでいて、心がぎゅぅぎゅぅしっぱなしでした。

生々しくなんて書かれてはいないのですが、けっこう性的なのです。

くだらない低レベルな男が考えるような…そういう下品なものではないです。

この部分は…読んだことがある人と何も語らず、心の中でシクシクを共有したいです。

大介さんとのプールのシーン…切なすぎました…世津子is me…( ´﹏` )

もうっ、恋心なのか憧れなのか…そういう気持ちすごい分かります!!

妖精生物…実在するはずないのですが…子供の頃にみたことあるような?という不思議な気持ちになってしまう。

さいごも冷めた感じでよかった。

 「摩訶不思議」

こちらは、けっこう軽いノリ!と私は思います(笑)不思議!面白い!

ですが、亡くなった方の思い?は強く…こういう現象ってあるのでは?と思ってしまったりして。

「花まんま」

表題作。はぁ~…面白いです。

「兄貴というものは、たぶん世界で一番損な役回りなのだから」

お兄ちゃんと妹の話。

妹の記憶の引き出し方…すごいリアル。

本当に××××××なのだとしたら、こういうおかしなことを言いだすのだろうな~。

花まんまって、何かな…と思ったのですが…これはズルい…泣ける…泣きたかった。

「送りん婆」

言葉には不思議な力がある というお話。

黙読なら大丈夫ですが、声に出すと言葉の力が発揮される…。

ネットで有名?な怖い話「トミノの地獄」を思い出しました。

(朗読されると呪われる不気味な詩のようなもの)

おばあさんのさいご、笑ってしまった。ありがたい、感謝されるべき職業だ。

「凍蝶」

はっきりと、かかれてはいないのですが…

差別されていたのは…ミチオの家族だけでなく、地域全体~というところから××××のことかと。

「子供に差別心を植え付けるのは、いつも大人たちだ。」

喫茶店で働いていると話すミワさんの

「大人になったらおいで」「コーヒー専門なんよ。ミルクもお砂糖も入れへんコーヒーが飲める人でないと、あかんのよ」

というところも、あ…そういう意味か…とラストより少しはやい段階で気付いてしまい切なくなる。

お年玉の件…よかったね~( ´﹏` )ミチオは悪くないもん…。

関係ないですが、大阪の人ってやはり偽りの関西弁?には気付くのですね(笑)

実際住んでも、もう習得できないだろうな(笑)

 

ここは退屈迎えに来て 山内マリコ

ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫)

そばにいても離れていても、私の心はいつも君を呼んでいる―。

都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士、売れ残りの男子としぶしぶ寝る23歳、処女喪失に奔走する女子高生…ありふれた地方都市で、どこまでも続く日常を生きる8人の女の子。居場所を求める繊細な心模様を、クールな筆致で鮮やかに描いた心潤う連作小説。

窪美澄さんにはまっていた頃に、山内マリコさん…と名前を見かけておりまして…。
ずっと気になっていたのです。

うーん…内容は…。
私、この作品好きじゃないです。
とても読みやすかったのですが、心が満たされなかったです。
嫌だなと思う部分は、とても「リアル」というか…。
TwitterFacebookに…無印良品ヴィレヴァンまで出てくるんですよねぇ~…

Twitterはもういいですが(よくはない)雑貨店…でいいじゃないですか。

他の小説は、ファミレスとかカラオケ店…と書かれていると思います…。

デニーズとか歌広場~…とか書かれていたら、嫌じゃないですかぁ~~!
私は小説の世界に、同じ日本のどこか(?)で
存在しているのかしていないのか…想像しにくいような世界の設定を望んでいるので(上手く言えません)
まぁ、東京が舞台だと地名は出てきますが…そういうのは良い(?)
今回のように、無印!とかリアルすぎて、私の生活側にぐいぐい近づいてくるのが嫌。
まぁ~…仕方がないとは思うのですが(・_・)

そして…山内マリコさんは、田舎コンプレックスがひどいと思います。

この作品でぶちまけすぎだ(笑)

富山県って…こんな感じなのかしら…。

他の人の感想を読んでいたら
都会に劣等感を抱いている 地方出身の人には、すごい ぐっ!とくる作品らしい…。
そのあたりでも、本と私はすれ違ってしまったのかも…。
批判?ばっかりで、本当にすみません。
内容は、面白いと思いますよ~!
連作小説で、椎名一樹くんという男の子がキーパーソン。
彼がどんな人だったのか…すごい想像がしやすい!
そんな彼も30歳になり田舎に戻ったら…という感じで…。
椎名くんは謎な感じで終わってしまいましたが…。
そこも何だか良かったかなと思う。
南とあかねの結婚相談所の話!これはリアルすぎて怖い(笑)

会話の感じもすごいリアルでしたー。

さいごの16歳の女の子たちのお話で賞をもらったようですが

確かに、これが一番面白かったかも。
他の話と雰囲気違う!好きです。
大人になると、色々と察するし 簡単にあきらめることができますよね。
10代の頃の、純度100%pureな恋愛はいつも思い出の中でキラキラしている。
まぁ、そんな感じです。

(この本好きな方いらしゃったらすみません。むかつく!と思って良いですよぉ)

 

終わりです♬