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ねみみにル~ム

かわいいもの作り✿

3~5月 読書感想【10冊】

小説

私の感想は、おもしろい!好きじゃない…!レベルしか書けないので

期待しないで下さい…!!(笑)

ネタバレしないようにしてますが、しているのかなぁ…すみません。

❤目次❤

 ダイナー平山夢明

ダイナー (ポプラ文庫)

ひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったオオバカナコ。
そこを訪れる客は、みな心に深いトラウマを抱えていた。一筋縄ではいかない凶悪な客ばかりを相手に、
カナコは生き延びることができるのか? 次々と現れる奇妙な殺し屋たち、命がけの恋──。
人の「狂気」「恐怖」を描いて当代随一の平山夢明が放つ、長編ノワール小説。

平山さんの長編は初めて。面白かったです。
お客さんに殺されても文句言えない、女は使い捨て。全ての行動が命懸け。
グロいですが、そんなにグロくはないです…他の作品に比べるとですが。

ボンベロ(店主)と少しづつ、分かり合えていき…

穏やかな日々は突然…!!?穏やかではなかったですね!来た時に比べたら(笑)

後半はやい!面白すぎ。
菊千代(犬)出たあたりから面白い。
お願い!ハッピーエンドでおわって!と願いながら読みました!
さいごは、爽やかで良かった… 本当に良かった…

chimp piss!…天使の汗。カナコったら…!!

お客さん(殺し屋)も良い感じなのです。憎めない。
完璧であってはならないスフレの話や…
炎眉ちゃんの… 恋心。とても切ない 「私 死ぬと思うけど、忘れないで。」 

 

デブを捨てに 平山夢明

デブを捨てに

借金まみれの俺は、わけのわからぬまま、“デブ”を、黄色いスパイダーに乗せて北へ向かった……表題作の「デブを捨てに」をはじめ、〈シュール〉な設定、乾いた〈ユーモア〉と、エッジの効いた〈表現〉で、〈最悪の状況〉に巻き込まれた男たちを、独特のスピード感あふれる文体で、泥沼のような日常を疾走するように描く。
どこへ行くのかわからないスリルをあなたにお届けする、全四編の平山夢明〈最悪劇場〉。これぞ、小説表現の極北を目指す著者の真骨頂。

表題作、デブを捨てに行く話ではないだろうな~

捨てる=ダイエット的な意味では?と思いましたが、デブを捨てる話です(笑)

デブの体を、焼く前のお好み焼きを千枚くらい重ねたような体!という表現があって笑いました。
らーめん屋さんが出てくるのですが
店名「クソ豚野郎」
ニンニクマシマシ~~!とコール(笑)があり、
完全にらーめん二郎!

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「クソ豚ラッキー!クソクソクソクソ!」「ラッキー!クソ豚クソクソ~~!」

みたいなお客さんと店員さんのセリフがありました。
二郎って、そうなのですか…! 

デブの最後のセリフをみると、ダイエットという意味もあったかも。

 他の三作も面白かったけど、私はデブが1番好き。

『顔が不自由で素敵な売女』に出てくるチョチョミ(名前)
え!?ついで!?チョチョミ~ありがとう!で爽やかなラスト!!(笑)

チョチョミに対しての「夏の日のコーヒーフロート」という表現も!平山さん最高。

店員さんの「あんなドブスが欠勤なんて わけワカメなんすけどw」みたいなセリフ笑いました。

悪人の自業自得は人の心を明るくする。 んっ~~…確かに。
一度、過ちを犯してしまった人は
一生、許されるということはないのかな~。
私は許さないけど、許してほしいよ…何したら許してくれるのかなぁ…。

 

ヒトリシズカ 誉田哲也

ヒトリシズカ (双葉文庫) 

見えそうで見えない。

手が届きそうで届かない。時と場所、いずれも違うところで起きる五つの殺人事件。

その背後につらつく女の影。追う警察の手をすり抜ける女は幻なのか。いまもっとも旬な著者の連作ミステリー。

 誉田さんお薦めの友達が、ヒトリシズカは?と最初に言っていたので読みました。

連続して起きる事件に、少しずつシズカの影が見えるのですが…
うまく逃げられてしまい、つかまえられない。
しかし、なんというか…運に任せた犯罪だったなと思いました。
シズカの計画通りに都合良く、人の気持ちは従わないと思う!
こうなった時、あの人ならこうする はず!という決めつけに 賭けた犯罪な気が。
なので、酷評が多いかも。
いくら化粧が上手いとはいえ
中学生が二十歳とかに見えたりするのだろうか。
まぁ~たしかに大人っぽい子っているかぁ…。

私は楽しく読めました。けっこう好きです。誉田さん他の作品も読みたい~。

 

夜想 貫井徳郎

夜想 (文春文庫)

 事故で妻と娘を失い、毎日を惰性で生きる雪籐(ゆきとう)。ある日落とした定期を拾ってくれた若い女性に、雪籐は胸を衝かれた。

彼女は涙を流し「あんまりかわいそうなので、つい……」と言ったのだ。その女子大生・天美遙は、物に触れるとそこに籠もった“思い”を読み取る不思議な能力を持っていた。

悩む人の相談にのる彼女の力をもっと広く役立てようと、雪籐は仕事をやめ、会をつくるが…これは新興宗教の誕生なのか? 魂の救済を描く、圧巻の感動巨編

 最近、 貫井さん読んでないなと思い
どんな話か分かりませんでしたが、暗そうだったので選びました。
長かった~。
100ページあたりまで、話が進むのが本当に遅かった…。
雪藤さんと遥のことはとても丁寧に書かれているということですが。
さいごは…雪藤さんは救われたのですかねー。
乗り越えられない悲しみは無理に乗り越えなくてもいいってこと。

貫井さんの作品大好きですが、夜想は合わなかったな~…。

 

贖罪 湊かなえ(再読)

贖罪 (双葉文庫)

 

15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。

娘を喪った母親は彼女たちに言った──あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!? 

告白が面白かったので、湊かなえさんはけっこう好きなはずなのですが

連続で自分に合わない作品を読んでしまった時期があり、気持ちが離れていました…。

引っ越してきたばかりで読む本がなかったので、贖罪を再読。
久々に読みましたが、やっぱり面白いです。

よくここまで、少女たちの不幸を描けるなぁ~と。

他の方の感想にもありましたが、そういう趣味ではない男性が
少女を…できるのか?ということ。
なったからこそ…最高に気持ち悪い結末…。

 

悪いうさぎ 若竹七海

悪いうさぎ (文春文庫)

少女たちはどこに消えたのか?
家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私は、彼女の周辺に姿を消した少女が複数いることを知る。

最近、うさぎが好きなので…!読みたい本リストになかった作品ですが読みました。

若竹さんの、クール・キャンデーという作品が読みたくて
名前は知っていたのです。
読み終わってから調べましたら、葉村晶という女性探偵のシリーズらしい。
読後は~ 悪い気持ちになる…!
事件の真相も、じんわり~不気味で 夜の森みたいな怖さ…。
うさぎ は ××という意味でのうさぎ ですー。気持ち悪い…!!
葉村さんが 女子高生失踪事件を追うのですが、関係ない事件にも巻き込まれてしまい…

もう、しっかり寝ることもできなくてかわいそうでした。

自分が絶対絶命!の状況になった時に

首はつながってる!手足もつながってる!心温まる情報だ!と思うところ

葉村さん…冷静すぎるだろう…と思いました。
他の作品も読もうと思います~(⌒∇⌒)ノ""

 

果てしなき渇き 深町秋生

果てしなき渇き (宝島社文庫)

失踪した娘を捜し求めるうちに、徐々に“闇の奥”へと遡行していく父。娘は一体どんな人間なのか――。ひとりの少女をめぐる、男たちの狂気の物語。その果てには……。

友達が 映画化された「渇き。」を観ていて、私も観たくなったのですが

GEOでレンタル見つからなかったので、本で読みました。
友達はおすすめ映画ではないらしいですし、私もおすすめの本ではありません!!笑

内容は…

暗いというか…なんというか…
イジメ 暴力  ドラック ヤクザ…怖い!!闇すぎる…。
加奈子は何考えてるのか分からないし、

娘を探している時のお父さんも乱暴な人で…暴走しすぎ!!

3年前の出来事を「ぼく」視点で書かれている章があるのですが

ここはなんだか、穏やかではないけど不思議な雰囲気で好きでした。

明らかになった、加奈子とお父さんの過去も気持ち悪すぎですし

結末も「え…」という感じでした。

映画で観たら、勢いがあって面白いのかも。 

 

マザーズ 金原ひとみ

マザーズ (新潮文庫)

同じ保育園に子どもを預ける作家のユカ、モデルの五月、専業主婦の涼子。

先の見えない育児に疲れ切り、冷めてゆく一方の夫との関係に焦燥感を抱いた母親たちは、それぞれに追い詰められてゆくが……。子どもへの愛情と憎しみに引き裂かれる自我。身も心も蝕む疲労、そして将来への深い不安――。不倫、虐待、流産などのタブーにあえて切り込み、女性性の混沌を鮮烈に描く話題作。

3年前くらいは唯川 恵さんを沢山読んでいた時期で、

当時好きだった人が、これは?とおすすめしてくれたので読んでみました…。

彼はなぜこれを読んだのかな…3年経っているのでもう忘れていると思いますが。

内容は

結婚・妊娠・出産を経験している女性に起こりうる出来事!!が詰め込まれている!

涼子の章が、怖かったです…。

出産経験ありませんが…虐待してしまう気持ち…分かるような気がしました…。
しかし、子育てはそんなに辛いことだけなのだろうか…
涼子は子供のこと、自分の居場所と尊厳を奪う存在とか思ってるみたい。
毎日、自分も子供と一緒に成長していくものじゃないのか…!

楽しくて嬉しくて…!感動することもあるはず!
夫も、育児に非協力的でひどいです。
育児や家事の、きれいな部分だけ手伝って、やってますアピール!

私の知らない世界が更に不安で怖くなりましたが、

世のお母さん達はこれらを全てクリアしていると思うと…!尊敬です…!

 

正月十一日 鏡殺し 歌野晶午

新装版 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)

彼女が勤めに出たのは、このままでは姑を殺してしまうと思ったからだった――。夫を亡くした妻が姑という「他人」に憎しみを募らせるさまを描く(表題作)。猫のように性悪な恋人のため、会社の金を使い込んだ青年。彼に降りかかった「呪い」とは(「猫部屋の亡者」)。全七編収録。

ずっと読みたいと思っていた歌野さんの短編集。
衝撃的に面白い!!という感じではないけど、安心 安定の面白さという感じ!

「盗聴」は
歌野さんにしては、初めて?めずらしく?
ちょ~う 爽やかな読後感!
最悪な読後感を求めているので、あれ…?と思ったけど
本当に…普通に良いお話(笑)
犯罪のにおいがする電話を主人公が盗聴してしまい
推理して犯行を阻止しようとするお話~。

「プラットホームのカオス」は暗くてよかった。
歌野さんの書く、中学生男子が好き。
前に読んだ、絶望ノートを思い出しました。
他に何編かあり…。正直、けっこう余裕だな~(?)と気を抜いていたのですが
さいごの「正月十一日、鏡殺し」

衝撃の結末…!私が求め続けている…最悪の読後感…!

娘が…何したというんだ…(╥╭╮╥;)救いがない…。

はぁ~~~…かなり好きです…!!

 

猫泥棒と木曜日のキッチン 橋本紡

猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)

 お母さんが家出した、わたしたちを置いて。お父さんはずっと前にいなくなった。けれどもわたしは大丈夫。弟のコウちゃんと二人で生きていく。友だちの健一君だって応援してくれる。そんなある日、わたしは道ばたで「絶望」に出会ってしまった――。失くした希望を取り戻すために、拒まれた願いを実現させるために、高校生・みずきの戦いと冒険が始まる。生きることへの励ましに満ちた物語。

橋本さんは、流れ星が消えないうちに (新潮文庫)を読んだことあります。

猫泥棒…面白すぎて、1日で読んでしまいました…。

内容は、題名のままなのですが…!本当に面白かった~…。

恋は厄介!くだらないことで悩んだりして 自分でもおかしいと分かっているのに、全くコントロールできない!恋なんてない方がまし!

だけど神様に二度と恋に落ちないようにしてあげようか?と聞かれたら断る!!

と悩む健一君の気持ち…よくわかる…!!

みずきとの"はじまり方"について悩んでしまう、健一君も…わかる!

みずきの、現実というのは だるまさんが転んだ に似ている。どんなに気を付けていても だんだん近づいてくる びっくりする間もなく現実は背後に立っている。

というところ、印象的。

あと「無償の愛」について。

「飼い主」と「猫」,「親」と「子」で書かれていて

たしかに…と納得。私も17歳の頃に気が付きたかったです~。

橋本さんいいなぁ~。他の作品も読みたい!

 

 

今夜は、吐きたいほど愛してる 新堂冬樹 を読みます~!